麻夢の不妊治療体験
私の不妊治療体験です。不妊治療を受けている方や、これから受けるかもしれない方、周りで支える方たちに、少しでもお役に立てますように…
全てを手放して少しだけ冷静になった今、振り返って思うことです。
不妊治療を諦めても、仕事を諦めても、まだ心のどこかで奇跡を信じたかった… その心の拠り所も手放し、全てを白紙に戻しました。
心と身体に不調をきたし、不妊治療を諦め、仕事も辞めることにしました。それでも…私は立ち直ってみせる…
不妊治療を諦めると、何もかも全てに無気力になってしまいました。
不妊治療と仕事との両立が困難と悟り、心が折れてしまいました。
うまくいかない不妊治療と流産のショックから、しばらく病院に行けなくなっていました。やっと、もう一度頑張りたいと奮起したのですが…
流産後の採卵で得た凍結胚を移植しましたが、着床せず、高齢と流産のショックが重くのしかかりました。
流産後の採卵は、2周期ほど見送る必要があるそうです。
流産手術を受けました。
6週目に入っても胎芽が確認できず、稽留流産となりました。
人生初めての妊娠です! とても嬉しくて、幸せで…
10回目の胚移植、14個目の胚…やっと着床したんだ!確信しました。
仕事量を減らしてもらえたおかげで、社会人になって初めてのストレスフリーな生活になりました。
食生活を整えて、疲れにくい身体を作ることができました。
高額な治療費を捻出するためには、どんなにきつくても辛くても、頑張って働くしかありませんでした。
妊娠・出産を望むのは、そんなに卑しいことなのでしょうか。
3度目の採卵手術と、採卵周期、自然周期での胚移植手術を受けました。
2度目の採卵手術と、採卵周期、自然周期での胚移植手術を受けました。
hCG測定と内診で、着床しなかったことがはっきりしました。
妊娠していると信じたくて「妊娠超初期症状」を必死で調べていました。
やっと胚移植手術を受けましたが、身体には案外、負担がかかりました。
採卵後の卵巣の腫れが治まり、ホルモン周期での胚移植の準備が始まりました。
OHSSを回避するため、採卵周期での胚移植は見送られました。
排卵誘発剤で大量の卵が育ってしまい、とても痛くて苦しかったです。
採卵手術の準備として、自己注射で排卵誘発を行いました。
まず、卵管の詰まりがないかを検査で確認しました。
これまで見ないふりを続けていた「不妊」について、初めて自覚しました。
不妊治療なんて、世間では美談ばかり。勘違いしないでください! そんなに単純で簡単なケースばかりではありませんよ。