ぷちリチュアルな日々

ちっちゃなスピリチュアルをむっちゃ楽しんでます☆

第4話 初めての採卵


こんにちは、麻夢です♪

f:id:mamu-petit:20201102214503j:plain

排卵誘発剤で卵胞がたくさん育ちすぎ、採卵日近くにはお腹がパンパンに膨れ上がりました。いつも穿いてるズボンが入らなくなり、座ると圧迫されて苦しいほどでした。

通常、卵巣の大きさは2~3cm程度、そして成熟した卵胞は2cmくらいです。

私の場合、左右の卵巣にそれぞれ20個以上の卵胞が育ってしまったので… 苦しくて当然です。実は、これは良くない状態です。卵胞が20個(片方10個)を超えると卵子の質が悪くなると言われています。少しでも多く採卵したいけど、大事なのは卵子の質なので、数が多ければ多いほど良いというものではないのです。

採卵は、卵胞に採卵用の針を刺して、卵胞液ごと採取します。私の場合は数が多かったので、静脈麻酔で眠っての手術でした。手術時間はたぶん、30分もかかっていないだろうと思います。手術後1~2時間ほど休んで、体調に異常がないことを確認してそのまま帰れました。

大変なのは翌日からでした。初めての採卵でよくわかっていなくて、普通に出勤したのですが、お腹がどんどん痛くなっていきました。歩くその一歩一歩がお腹を殴られるような衝撃で、激痛と吐き気で動けなくなってしまい、職場に到着と同時に早退しました。気絶しそうになりながらやっとの思いで帰宅、苦痛で座ってもいられなくて、ずっと寝ていました。

自分の身体のことを少しでも考えれば、わかることでした。元々は2~3cm、親指くらいの大きさの卵巣に、しかも卵胞がたくさん育って腫れあがっているのに、何度も何度も繰り返し針を刺したのです。一晩で治るわけないし、痛いに決まっています。私は丸2日間、痛くて動けませんでした。

職場復帰できたのは、採卵手術から3日後でした。卵胞の数が少ない人はほとんどダメージがないと聞きますが、私は全然違いました。「採卵なんて卵を採るだけ、手術呼ばわりなんて大袈裟ねぇ」と思っていましたが、それは命を授かろうとする不妊治療のことを甘く見ていたということなのでしょう。自分の身体の営みに強引な力をかけることの重みのようなものを思い知らされました。

 

※ 卵胞が多く育ちすぎると、卵巣過剰刺激症候群(OHSS)という合併症を起こす可能性があります。腹水や胸水が溜まって呼吸不全を起こしたり、重症化すると血栓ができて命に係わることも… お医者さんが気を付けてくれますが、患者側も急な体調の変化があったときは病院を受診するなど、注意が必要です。

 

不妊治療は、個々の原因や状態によって治療法が異なります。記事はあくまでも私のケースです。不安のある方は悩むよりも、早く専門医を受診してくださいね。

 

≪ 続き ≪ このお話の ≫ 前話 ≫

≪ 続き ≪ 第5話 胚移植が先延ばしに…
 このお話  第4話 初めての採卵
≫ 前話 ≫ 第3話 排卵誘発

 

※ 黄体機能に不安のある方、アロマのパワーを試してみませんか?

 

※ 記事一覧(カテゴリー別)

♡Top♡ ヒーリング 不思議体験 ズボラ技 エッセンシャルオイル 不妊治療 ガーデニング ダイアリー

※ 広告