こんにちは、麻夢です♪
旦那くんと結婚するよりずーっと前、元カレくん時代のお話です。
当時一人暮らしをしていた部屋に、突然、知らないおじさんが現れました。「え、いつ入ってきた?」一瞬焦りましたが、不思議とすぐに、そのおじさんは "彼のお父さん" だとわかりました。
彼のお父さんは既に亡くなっていると聞いていました。会ったことも写真を見たこともなく、顔は知りません。もしかすると私が気付かなかっただけで、自己紹介してくれたのかな…? 彼のお父さんはとても優しそうで、霊なのにぜんぜん怖く感じませんでした。でもなぜか、私に謝ってきました。
「ごめんなさい、違うんです、あなたじゃないんです」
ただひたすら「ごめんなさい」と「あなたじゃない」を繰り返します。聞いているうちに「私は彼の運命の相手じゃないんだな」とわかりましたが、その頃はまだ付き合い始めたばかりで納得できなかったので「ごめんなさい、それでも付き合います」と答えました。彼のお父さんはそれ以上は何も言わず、帰っていきました。
息子が心配で、なるべく幸せへの近道を歩いてほしかったのでしょうね。その彼とは短いお付き合いになりましたが、お別れの後、どこにいるかわからないけど彼のお父さんに手を合わせました。
「わがまま言って付き合って、ごめんなさい。ありがとうございました」
※ お坊さんが読む般若心経やご真言が収録されている、とてもありがたいCDです。ぜひ、お仏壇の故人様に…
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