こんにちは、麻夢です♪
11月15日の記事(↓)その後です。
異世界トンネルは、前回行ったときは11月でまだ暖かかったので、蜂やら蜘蛛やらいろいろ… (T T) 蛇も怖かったので、このときは本格チャレンジは諦めて、寒くなるのを待ちました。
そして2月、特に寒い時期を選んでリベンジに行きました!
付近の道路には「猿に注意」って看板があちこちに立っていました。そういえば一時期、猿が出たってずいぶん騒がれてたけど、捕獲のニュースは聞いてない… 嗚呼お猿さん、まだお山に帰ってないのね、どうか出会いませんように… (T_T) あと、イノシシもイヤっす… (ToT)
駐車場に車を止め、黒長靴の入った大きな袋を持って、てくてくと森の方へ、そして心の中で「妖精の女王様!会いに行きます!あなたの世界に立ち入ることをお許しください!」と宣言してから、森へ入りました。
異世界トンネルの入口は遊歩道から少し外れた大木のところにあります。遊歩道から少し外れた…といっても、3mくらい高い斜面の上です。枯れ葉が積もって、歩くと足首の上まで埋まります。持ってきた黒長靴に履き替えて、ザックザックと登っていきました。
普通の女子は行かないだろうな。でも私は長靴を履くとスイッチが入るので、山でも川でもどこにでも突入できる…前の職業に感謝だな♡
遊歩道から登った斜面の反対側は、さらに大きな、高低差が10mくらいある斜面になっていて、こちら側は落ち葉ザクザクじゃなくて、雑草やシダ類が茂っていました。
目指す大木は両斜面のてっぺんに立っていました。安定して歩けるような平場は全くなくて、木の根が張り出しているのかな、落ち葉で地面の形状は見えませんが、すごく凸凹です。油断すると、コロコロコローーーっなんてことにもなりかねない… しかも周囲のほかの木々は妙に曲がっていて、大木に近づくのをブロックしているかのようでした。
そんな木々を跨いだり、斜面の方へ際どく避けたりしながら、なんとか転んだり落ちたりせずに、目指す大木に辿り着きました。
「着いた~妖精界の女王様ありがとう、お邪魔します…」
辺り一帯をぐるりと見渡しましたが、特にこれといって変わった感じはなく… 神聖で不思議な感じはしているのですが、この日は前回のように入口がハッキリと見えなかったので、今日はダメなのかなぁとちょっとがっかりしながら、大木の周りを1周しました。そしてもう一度、大きな斜面を見下ろすと…!
そこから見下ろす世界はさっきまでと全然違って…青かったです。青いというか、碧いというか、紺碧。あまりにも美しい、深い碧。雑草やシダ類が茂っているのになぜか緑色じゃなくて、薄いベールがかかったような、まるで水面から覗いているような、しっとりとした碧い世界でした。
異世界トンネルも、その入口も、妖精も、ましてや妖精界の女王なんて、今日の私には全然わかんなかったけど、この美しさは「きっと異世界を垣間見たのだ」と信じたい☆
しばらくの間、お猿さんやイノシシのことも忘れて、その美しい世界をうっとりと眺めていました。
そして妖精界の女王様に、この森に入れてくれたこと、異世界トンネルの入口に無事に辿り着けたことを感謝し、ついでに無事に戻れるようにとサポートをお願いして(図々しい?)帰りました。
妖精とは今後、どんな交流が始まるのか…鈍感な私がちゃんと気付けるのだろうか (^^;) いや、そんな不安よりも、ワクワクしてる気持ちの方にフォーカスしなくちゃ!
森を出たところで、さっきまで雲一つ無かった青空に、急に雲が出てきました。
まるで森の方から妖精が追いかけてきたかのような形に見えて…あは、まさかね。でも歓迎を受けたような気がして、ちょっと嬉しかったです♪
でもその後、雲がどんどん増えていったから、やっぱ違うかも… (^^;)
まぁこういうときは "感じたものを信じる" ってことが大事だから…
「妖精さん、ありがとう! これからよろしくお願いします♡」
夢見心地のまま駐車場に戻る途中、黒長靴のまま歩いている事に気付き、慌てて履き替えました。…ちょっと恥ずかしかったぞ (- -;)
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